浄土真宗本願寺派 興徳山乗善寺

ちょっといい話

法話

2020

恭賀新春

No.602

 あけましておめでとうございます。
皆さまにおかれましては、お念仏と共に新年をお迎えのこととお慶び申しあげます。

 このホームページも開設から1ヵ月が経過いたしましたが、「おしゃれ!」「かっこいい!」等、高評価をいただいております。今後、内容においても皆さまに親しまれるホームページにさせていただけるよう充実を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 さて、仏法とは、自らの愚かさを知らされるみ教えであります。知識を深め、偉く賢くなろうと仏法を聞くのではありません。「実るほど頭のたれる稲穂かな」と云われるように、学べば学ぶほど、知れば知るほど、自らの愚かさ、無力さ、恥ずかしさに気づかされるのです。そこに感謝の念が出てくるのです。自分を偉い、賢いと自負する心に感謝はありません。
 また、仏法は願いを掛けたり、特別なときにだけ頼むようなみ教えでもありません。
自分の都合でしか物事を見ることができない私に、願いを掛け続けてくださっていることに気づかせていただくのです。こちらが願ったり頼んだりするのではなく、願われていることをお聞かせいただく中に、本当の幸せが見えてくるのです。

 いつでも、どこでも、私が私らしく、あなたがあなたらしく輝ける社会こそ、浄土真宗のみ教えにかなった社会です。そこに他との比較はありません。
 阿弥陀如来のみ教えを聴聞し、自己中心的な私の姿に気づかされていく。そこにこそ阿弥陀如来のおはたらきをいただいている私の人生があるのです。