2018.10.21
〈ご案内〉10月22日(月)~24日(水)親鸞聖人 報恩講
報恩講は浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のご遺徳をお偲びし、阿弥陀如来のお救いをお聴かせいただく尊いご縁であります。
昨今、様々な災害や事件が起こっておりますが、親鸞聖人の生きられた時代も飢饉や疫病が流行したと云われております。
そんな激動の時代において、親鸞聖人はお念仏の道を歩まれました。
時代や人によって決して変わることのないお念仏のみ教えをお聴かせいただくご縁が報恩講であり、そのご縁をいま、“私”がいただいています。
「ただ念仏のみぞ真実」。
いま、親鸞聖人の歩まれたお念仏の道を、共に歩ませていただきましょう。
布教使 大阪 誓覚寺住職 宮部 誓雅 師
以下、布教使さまよりコメント
「本願寺第3世宗主(門主)覚如上人が、親鸞聖人の33回忌の際に『報恩講式』という書物を著してくださいました。そのことを機縁に、親鸞聖人のご命日を「報恩講」と呼びならわしてお勤めするようになったと云われております。
「報恩講」とは「ご恩に報いる集い」といった意味です。しかし親鸞聖人が800年もの後の私たちに何を伝え残してくださったのかがわからなければ、ご恩に報いることは出来ません。
この度の報恩講法要では、親鸞聖人が明らかにしてくださったお念仏の教えが、我々とどのような関わりがあるのかを共に味わってみたいと思います。」